少し広くなったバンクベッド
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ＯＸのバンクベットは１８５０×１２８０ｍｍで、２名が就寝できるとのことですが
寝相の悪い小僧と寝るにはちょっと狭いです。
そこで、天井脇の収納戸棚ぎりぎりまで３０センチの拡張を計画しました。
これだけ張り出すと、後部の居住空間が狭くなってしまうため、固定式ではなく、格納できる様にしなければなりませんでした。ＪＢ４７０の様な引き出し式か、キャンパーエースの様な跳ね上げ式か、完成予想図等を何枚も書いて検討しましたが、ＯＸの構造上、引き出し式だと高さが多少スポイルされてしまうため、跳ね上げ式に決定しました。
ベニヤ、タルキ、車内と同色の化粧合板、耐加重１００ｋｇの蝶番６個、タッピングなどを買い込み、ゴールデンウイーク後半に集中的に工事を行いました。
一番苦労したのは、ベニヤと化粧合板の張り合わせでした。妻に乗ってもらったのですが、重さだけではうまくいかず(^^;;;、端の方が浮いてしまいます。バイス等の工具があれば押さえられて良かったのですが、結局は見えないところで木ネジで固定しました。それでも結構、見栄え良く出来上がりました。(^_^)v
また、残念だったのがベニヤの長さが１８２０ｍｍしかないので、左右に隙間ができてしまいました。(-.-)
３０センチ拡張の１８５０×１５８０ｍｍのベットはなかなか快適で、これなら寝相の悪い小僧と寝ても大丈夫です。
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バンクベット拡張についての追記 '99.10
「バンクベット拡張についての詳細を教えて〜」という質問があったので、追記することにしました。
確かに、ＯＸはバンクベットが狭いため、ここを拡張しようと考える人は多く、車いじりの好きなＯＸのユーザーは、バンクベットを拡張されている方が多いようです。
拡張の方法はいくつかありますが、私が見せて貰った中で一番多かったのが、拡張部分を補強するために、フロアに柱を立ているものでした。棚から吊下げている方もありましたが、強度的にちょっと心配です。
私の場合、見た目の美しさを気にしていたので、フロアに柱を立てずに拡張するということと、格納可能にするということを主に考えて作成しました。
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| マットを外したところ | 窓ギリギリ迄30cm拡張 |
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奥の方の幅の狭い板をタッピングで固定しています。 ＦＲＰシェルだけでは弱いので、キャブとの接合部の鉄板にも穴を開けて留めています。手前の板は、可動部分で６箇所の蝶番で固定されているだけです。 | |
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| タッピングでしっかり固定 | キャブとシェルの継ぎ目カバー |
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キャブとシェルの接合部分のカバーは簡単に外せるので、ここから屋根部の鉄板が
容易に確認できます。穴あけの際、車内ならともかく車外になる部分に穴をあけないように注意しなければなりません。現に、拡張の際に貫通穴を開けてしまった人を知っています。(^_^); この写真を撮るために３年半ぶりに施工部分を確認しましたが、全く問題ありませんでした。
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当初、跳ね上げ方式で折り畳むことを前提に作ったものの、結局一度も畳んでいません。広くなった分、荷物を積み込むようになってしまい、今では奥の方が「押し入れ状態」になってしまいました。(^^;;;
バンクベット拡張【番外編】斎藤さんの場合
「ＯＸオーナー」でも紹介している斉藤さんですが、なかなか手の込んだ物を作成していました。
ステンレスの加工技術をお持ちのご兄弟に作成して貰ったという逸品です。
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| この部分はボルト／ナットで固定 | 取り外し式の受け具 |
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受け具は、上部から差し込むだけで簡単に取り付けができるようになっています。
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| 45cmも拡張されている | 増設部分も同じ生地で作成 |
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受け具は残ってしまいますが、分解組立が非常に簡単でした。拡張部分のマットも、同じ生地で作成されており、違和感がありません。なかなかすっきりと良くできていました。
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これは、ほとんど材料代だそうです。仕上げもなかなか奇麗でした。
ただし、あくまでもステンレス受け具のみだけで、拡張用のマットは付いていません。 ご自分でウレタンマット、スポンジ、同色の生地を調達する必要があります。 これから拡張しようという方にはお勧めですよ！
残念ながら、斎藤さんはパソコンは持っていないとのことなので、ご希望の方は下記宛にメール下さいね。(^o^)／
