陸中海岸

ヨッシーの            
東北キャラバン記

1994年8月12日(金)〜17日(水)

5泊6日


12日(金)

雫石スキー場 午前7時、愛車のランドクルーザーに荷物を満載して、自宅を出発。練馬から外環で東北自動車道へ。案の定、お盆の帰省ラッシュに突入し、9時前にやっと佐野あたりまでと言う有り様。先が思いやられる。12時半、やっと那須高原SAに到着、昼食にする。その後、再びひたすら北を目指す。一気に十和田湖へ向かうつもりだったが、渋滞で疲れ切ってしまい、断念する。
夕方岩手の水沢ICで高速道を降り、友人お薦めの花巻温泉へ。国民年金センターへ着いた頃は、日も暮れていた。一日中走った疲れを温泉で癒し、P泊地を探す。明日の目的地の小岩井農場へ行ってみるが、連日の猛暑はここ東北でも同じ事。地図を見ると雫石スキー場が近いので、少しは涼しいかと期待をして行ってみるが、やはり暑い。落ちついてP泊できそうもないので、小岩井農場へ戻って、広い駐車場でP泊することした。しかし、荷物満載のランクルの荷室では、自作のベッドの寝心地は最高でも、狭くて暑い。仕方がないので、ときどきクーラーを入れながら寝た。こんな状況でもぐっすり眠れる息子が羨ましい。


13日(土)

牛と共に。(^^;;;小岩井農場にて 羊と共に。小岩井農場 朝一番で、小岩井農場へ入場し、バイキングの朝食をとる。広い農場は、子供が走り回るのには最高。羊に触ったり、美味しいミルクから作ったソフトクリームを食べたり、羊の毛で織物作りを体験したりした。暑さがピークになる昼前には出発し、次の目的地盛岡へ。

東屋ガイドブックに載っていた「東屋」で、わんこそばを食べる。お父さん32杯、お母さん38杯、政之は19杯を食べた。薬味の種類が色々あって、美味しかった。1時間程の滞在で、すぐに出発。岩泉の龍泉洞を目指す。

龍泉洞 流石に洞窟、とても涼しくて気持ちが良かった。表に湧き出している水も飲んだ。美味しかった。
近くに龍泉洞青少年キャンプ場があったので、飛び込みでお世話になる。場内は一杯だったので、並びにあるグラウンドにテントを設営する事になった。モービルクールという冷蔵庫様の為に買った安売りドームテントに3人で寝た。夕べよりひろびろと寝ることができた。
グラウンドにテントを設営 龍泉洞青少年旅行村


14日(日)

陸中海岸 海水浴場を探して陸中海岸をひたすら南下。
高校野球のラジオ放送を聞きつつ、数カ所の名所を見学しながら走っていたら、松島手前まで来てしまった。地図で野蒜海岸を見つけ、行ってみるが暗くて入る道がわからず、手前の松林と堤防の間でP泊する事にした。冷蔵庫を外に出し、タープで囲って目隠しにして、車内を広くして眠った。


15日(月)

野蒜海岸 海岸で砂遊び

海岸でのまともな食事(^^; 早朝、のびる海岸へ移動して、テント設営する。
朝から夕方まで泳ぎまくる。政之も真っ黒に日焼けして、背中が痛そう。
昨日買ってきたステーキで、キャラバン中初めてのまともな自炊をする。
若者が夜中に発電器とラジカセガンガンで大騒ぎをしていて、何台かいたM/Hのなかには、退散していった人もいた。堤防と砂浜の間に湿地帯があり、そこに蚊の大群が住んでいて、香取線香が絶やせなかった。そんな中だったが、ドームテントで比較的楽に眠ることができた。安物とてあなどれないと感心する。


16日(火)

源吾茶屋 今日の目的地は仙台と白河の友人宅。松島は渋滞していたので迂回して、景色の良い海沿いからトンネルばかりの山のなかを走る。
昼前仙台に到着する。阿部蒲鉾店で笹蒲鉾をお土産に買って、西公園のなかにある源吾茶屋で名物のずんだ餅定食を食べる。美味しかった。
12:00、白河を目指し出発。東北道は途中渋滞で動かなくなり、仕方なく国見ICで降りて国道4号線をひた走り、本宮ICからまた東北道で白河まで行く。夕方友人宅に到着する。夜はとても涼しく、友人宅の畳の上で久しぶりにぐっすり眠ることができた。


17日(水)

友人一家と那須の南が丘牧場へ遊びに行く。とても混んでいた。昼頃白河ICで友人と別れ、一路東京を目指す。以外と順調で、4時頃自宅に到着することができた。 東北は、良いところがたくさんあるが、海沿いにはP泊しやすい場所があまりなかったようだ。日程の関係もあるが、もっとのんびり回れたら良い印象を持てたのではないか、と少々残念な思いも残った。そのうち、十和田湖以北へ是非行ってみたいと思う。


HOME 更新履歴 キャンプ OX OTHERS 訪問記帳 LINK