ヨッシーの
北海道キャラバン記'99
1999年7月19日(月)〜27日(火)
8泊8日
平成11年ヨッシー家の夏休みキャラバンは、「富良野・美瑛(故前田真三氏を悼む)を満喫する」をテーマに3年連続4度目の北海道キャラバンをしてきました。
7月19日(月) 曇り時々晴れ
午後6時20分、亭主が仕事から帰ってきた。オックスはすぐに走り出せるようにエンジンをかけてあり、冷房も効かせてある。どたばたと乗車し、出発進行!!
1時間ほどで常磐道の守谷SAに到着。亭主は夕食を車内でさっと済まし、早々に走り出す。
9時過ぎ、大洗フェリーターミナルに到着。予約は5m未満でしてあったが、キャリアにリアボックスを付けたまま来たので6m未満に変更し、ついでに2等寝台から1等洋室に変更することにした。10時半、乗船開始。行きのフェリーは「はあきゆり」。
部屋に荷物を置いて窓からオックスを見に行く。車の乗船に手間取ったのか、オックスは一番最後にやっと乗船することができた。
そして、30分遅れの12時に無事出航することができた。外洋に出ると、船はかなり揺れ始めた。息子には酔い止めを飲ませ、大人はアルコールの酔いで寝てしまおうと、ビールを飲んで「お休みなさ〜い」。自宅〜大洗港:140キロ
7月20日(火) 曇り
6時、目が覚める。かなり揺れている。外は何も見えない。息子もまだ寝ているからと9時頃までゴロゴロしている。亭主はまだ寝ていたが、お腹がすいた息子とパンの朝食を部屋で取る。映画を見たりしてのんびり過ごした。
2時頃交代で入浴に行く。大浴場は空いていて快適だった。折角の展望風呂なのに外は曇りで真っ白なので、ちょっとガッカリだった。
4時、レストランが開くのを待って軽い食事を取り、下船準備をする。
夕方6時。室蘭港に入港。少し日が射したかと思ったが、室蘭の町の上空は雲が低くたれ込めている。白鳥大橋の下をフェリーがくぐる。乗車して下船をまった。
7時下船開始。一番最後に乗船したオックスは、なんとバックで船から下りることに。こんなの初めてでビックリ!
夕暮れの室蘭は、今にも雨粒が落ちてきそう。今晩は日高あたりまで行かなければいけないので、ナビを頼りにひた走る。途中のスーパーやコンビニで食材・冷えたクラシックビールを仕入れ、オックスの軽油も満タンに。苫小牧の日石で給油したが、軽油73円/リッターだった。失敗した〜! 大洗で満タンにしておくべきだった。ちょっと走ったら、安くて有名なモダ石油があり63円! そういえば一昨年のキャラバンのときに会員になってたんだっけ。
真っ暗の道をひた走り、夜10時半過ぎ道の駅「樹海ロード日高」に到着。 おにぎりとクラシックビールで無事上陸の乾杯!
さて寝ようかとオックスのトイレに入ると、洗浄の水が出ないトラブル発生!狭い室内で亭主が苦心の末、修理成功。良かった良かった。
ここの道の駅は、時々大型トラックが入ってくるが、交通量がそれほど多くないようなので安眠できそう。明日はお天気が良いことを祈ってお休みなさい。室蘭〜日高:171キロ
7月21日(水) 晴れ
安眠できそうだったはずが、真夜中に国道を爆走していくトラックの音にあまり良く眠ることが出来なかった。峠なので仕方がない...。
4時半頃からうとうとしていたが、太陽が顔を出したので7時前に出発した。映画「北の国から」で有名になった麓郷の森へ行く。静かな森の中に、石の家も丸太小屋も時を刻むことを忘れたようにたたずんでいる。しかし、観光バスが来る頃には他の観光地と同じ様になってしまった。息子の大好きなリスのキーホルダーをお土産に買って森を後にした。
10時半、富良野のAコープ(フォーレスト)で富良野ラベルのクラシックビールと夕食の食材を仕入れてから、今日の目的地の一つ「彩香の里」へ向かう。
ラベンダーが一杯で大感激!沢山の写真を撮影した。約6ヘクタール(15,000坪)のラベンダー園は見事!
さんざん迷ったあげく、700円でビニール袋1杯のラベンダー摘みをした。雲は多いものの30度を超す猛暑の中、1時間近くもラベンダーの香りに包まれて気持ちは少女に帰ったように花摘みを楽しんだ。とっても幸せな気持ちになれた。
大満足のラベンダー畑を後にして、春ちゃん寿司へ向かう。ここはランチが安くて美味しい。(ランチセットメニューで750円)
富良野駅前に車を置いて、観光案内所へ情報収集に行く。明日は美瑛撮影なので、美瑛マップを手に入れるために美馬牛の菊地写真館を訪ねる。撮影ポイントが載っているマップを参考に一番近い丘へ行ってみる。なかなかいい感じ。それにしても、今年10年ぶりに復活させたというタクネ小麦畑がどうしても気になる。時は夕刻近く。もしかして素晴らしい麦秋が見られるかもしれないと、タクネ小麦畑へ向かった。
やはり、前田真三氏の写真に魅せられた沢山の人々がカメラを構えてその時を待っていた。その中に亭主も混じって、夕暮れのタイミングを待つことになった。
その間、息子はこれ幸いとオックスの中でゲーム三昧。私は主婦業を思い出し、ご飯を炊いて夕食の下ごしらえをした。
丘に夕日が沈むまで頑張っていたが、前田氏に訪れた幸運は私たちの前には訪れなかった。しばし夢を見させて戴いたお礼にと、若干の寄付をしてタクネ小麦の穂をお土産に戴いてきた。
炎天下で撮影をして思い切りかいた汗を、日の出公園近くのフラヌイ温泉(大人600円、小人350円)でさっぱり流す。
そしてこの日のP泊地は千望峠駐車場。
ここは上富良野から5kmくらいのところにあり、夜景が奇麗。日の出公園のライトアップまでよく見える。
夜景を眺めながら焼き肉の夕食にありついた。日中の暑さが嘘のように外は涼しい。
寒くなってきたので車内に退散し、息子は宿題、亭主はパソコン通信、私は日記を記す。夕べよく眠れなかったのもあってか、眠くなってきた。今日は静かだし、涼しくてよく眠れそう。日高〜富良野:188キロ
7月22日(木) 晴れ
4時に目覚める。よく眠れた。もう明るいが少し雲があるようだった。まだ早すぎるのでもう一度うとうと。
7時起床。千望峠駐車場には誰もいない。静かな朝。
うわぁ〜、いい天気!今日は「ファーム富田」と美瑛を目指す。
日が高くなってくると暑い。今日も猛暑になりそうと覚悟して8時出発。
ファーム富田は、ラベンダー満開で混雑するだろうと予想して早めに到着。斜面のラベンダー畑は、上段を刈り始めていたが、十分楽しむことができた。
赤やピンク、色とりどりの虹のような花畑では、何かがあるのかと聞きたくなるほど三脚を立ててカメラマンたちが時を待っているよう。
しばらく夫婦で撮影していたが、私はもう十分と車内に戻った。
その後、オーナーの富田氏がご自分の撮影のために花畑の通路を10分程立入禁止にするというので、亭主は慌ててフイルムやレンズを取りに来てまた戻っていった。富田氏も うちと同じくコンタックスユーザーなので、撮影会が終わった後 少しお話が出来たという。最新の超高価なカメラセットもお持ちになられていた。羨ましい。
富田氏も絶賛するほどの素晴らしい好天に恵まれて、最高の撮影日になった。
ほぼ満足のいく撮影ができたので、昨日菊池写真館で手に入れたマップを頼りに次のテーマ「美瑛」を撮影に向かう。このマップは良くできている。ポイントとされているところは何処へ行っても素晴らしい景色。何処へ行ってもカメラマンがいる。どれも青空をバックに良い写真が撮れた(と思いたい)満足な一日だった。
予定のフイルムを使い切り、昨年(平成10年)11月に亡くなられた前田氏のご冥福を祈るため拓真館を訪れた。 輝くような赤麦が強烈な印象を与える前田氏の代表作「麦秋鮮烈」と、愛用されていたカメラの展示を見て思わず涙ぐんでしまった。
素晴らしい写真を見せていただいた感謝の気持ちを込めて記帳してきた。
そして、いつでも美瑛の丘が見られるようにと「麦秋鮮烈」のポスターを購入した。おやつのような時間になってしまったが、美味しいと聞いていたPUUでポテトグラタンやカレーなどを戴いてきた。本当にとっても美味しかった!
暑い中、さらに熱々のグラタンやカレーで汗びっしょり。
お風呂に入りたいと、吹き上げ温泉を目指す。
途中、望岳台から大雪山を眺めて登った気分に浸る。眼前にそびえる山肌がおいでおいでと誘っているよう。
また今度来るからと山に別れを告げて、吹上温泉白銀荘で汗を流した。(大人600円、小人200円)
ここの露天風呂は広いし、大雪山を眺めながら入ることが出来てお気に入りの温泉の一つ。
今日は美瑛自然の森でキャンプ。
美しい夕日が山に沈んでいくのを眺めながらのドライブは最高!
7時半、キャンプ場に入り、ロッジの駐車場に場所を決めて、さてビールでも飲もう と椅子とテーブルを出した亭主が「だめだ!」とすぐに車内に入ってきた。蚊が多くてじっとしていられないということだった。涼しくて気持ちがいいのにとても残念。
おまけに携帯が繋がらないためパソコン通信もできない。仕方なく車内でビールとつまみで宴会モード。毎日朝早く目覚めるため眠くてたまらない。今日は10時半にダウン。富良野〜美瑛:108.8キロ
7月23日(金) 曇り時々晴れ、時々にわか雨
4時、目覚めるとあいにくの曇り空だけれど鳥のさえずりが聞こえて爽やかな朝。涼しいのでもう一眠り。
8時過ぎ、長谷川氏(長さん)からの電話で目を覚ます。今日は旭川で合流する予定になっていた。すぐに電波状態が悪くなって切れてしまった。
のんびり朝食をとり、車内を片づけて10時半管理棟に挨拶に行く。脇で管理人の奥さんが息子を呼ぶのでそっと行ってみると、野生のシマリスに餌をあげているところだった。
2年ほど前から餌付けしてやっと慣れてきたということだった。息子は手のひらに餌を乗せて貰い、じっと待っていると小さな手で息子の手から餌を取って食べていった。息子はものすごく緊張しているようだったが、お腹が一杯になって森の中へ消えていったシマリスを見送ると、興奮して戻ってきた。今年もシマリスに逢えてよかったね。
興奮冷めやらぬ息子を乗せて、旭川へ向かう。
旭川近くなってやっと無線が繋がった。
12時過ぎ、ラーメン村で無事 長さん家族と合流することができた。
山頭火であっさりとんこつベースのラーメンを汗を流しながらいただいた。その後、一昨年立ち寄った道の駅「サンフラワー北竜」へ。我が家はここでスタンプラリーのスタンプ帳を貰った。
北竜町のひまわり畑へ行ってみるがまだあまり咲いていなく、少し寂しげだった。
一昨年訪れた8月には満開だったが、やはり7月ではひまわりはまだ早いようだ。道の駅「田園の里うりゅう」に立ち寄る。美味しそうなパンやシフォンケーキを売っていたので明日の朝食用に購入した。
今日のお風呂は長さんの持っていたガイドブックから「滝川ふれ愛の里」へ行くことに。
北電公園の近くに2年前に出来たところで、温泉の他、地ビールレストランや物産展、バーベキュー、コテージもある。お風呂も種類が多くなかなかのもの。(大人600円、小人300円)
汗を流してさっぱりした後、地ビールレストランで豪華晩餐会。今日は長さんの何十回目かの誕生日(卯年だって)。美味しい地ビールと料理でお祝いした。ここのお風呂、営業は10時までだが確認したところ駐車場の入り口は閉めないということなので今夜はこのままP泊することに。
トイレがないのが難点だが、幹線道路からはずれているのでとても静かだ。
端の方で椅子とテーブルをちょこっと出して静かに2次会。子供達はトランプ大会。
11時過ぎ、雨がぱらぱらとしてきたのでお開きに。美瑛〜滝川:134.1キロ
7月24日(土) 曇り時々雨
7時起床。明け方近くからもの凄い強風で、車が嵐の中のフェリーのように揺れてくれたお陰ですっかり寝不足。
天気が良かったらここからすぐ近くの海洋センターでカヌーに乗れるというが、こんな強い風ではカヌーは無理と諦めた。ここはなんと大人250円、子供150円(1時間)で体験できるという。また機会があったら是非来てみたいところ。
また、滝川ふれ愛の里では蕎麦打ちや陶芸などの体験も出来るが、前日までの予約が必要ということで残念ながら体験出来なかった。そこで、貰ったパンフレットから雨天でも楽しめそうな屋内の施設ということで「こどもの科学館」というところに行ってみることにした。大人は300円、小学生は無料というこの施設、なかなかおもしろかった。
特に、世界でここだけでしか見ることが出来ない、大陸移動を再現する動く地球儀「プレートテクトニクス」が良くできていてビックリ! 息子も学校で習ったばかりのことなどもあって、復習出来て良かったよう。また、液体窒素を用いた数々の実験も結構楽しむことができ、3時間ほどここで時間を費やした。昼食は松尾ジンギスカン本店でジンギスカンのランチ(1000円)。
午後は、長さんがお土産を買うと言うので、砂川ハイウエイオアシスへ向かう。
子供達は子供の国のピラミッドのアスレチックで1時間ほど遊ばせておき、親はお土産の買い物をする。3時半、今晩室蘭からフェリーで帰る長さんと別れ、入れ違いに上陸する井上さんと水越さん(ずっこさん)達に会うために我が家も南下する事に。
とりあえずお風呂に入りたいということで、すぐ近くの「道の駅うたしないチロル」の温泉にいって入浴。
さっぱりして外に出ると焼き鳥や生ビールの美味しそうな呼び込みについついつられて焼き鳥で一杯。
そのうちもうすぐ室蘭に上陸するずっこさんから電話が入り、ここにくるからということでこのまま道の駅にいることになってしまった。
さて、暇になってしまった我が家は仕方がないので近くの店に買い物に行ったりカップラーメンの夕食をとったりして到着を待つ。
それにしても眠い。もう寝てしまおうか、とウトウトしていると11時近くになって井上さん、ずっこさんが到着した。
椅子とテーブルを出して、お決まりの乾杯。地元の若い子達が遅くまで騒いでいて、静かに寝たい人たちには不向きかな?と思われるようなところだったけれど、我々も負けずに1時過ぎまで飲んでいた。
そのうち若者達も帰り、静かになったので安心して眠る。滝川〜歌志内:34.4キロ
7月25日(日) 曇り時々雨、のち曇り
7時に目覚めると、∞井上さんはすでに美瑛に向けて出発した後だった。
時折雨の降る中のんびりと朝食を済まし、ずっこファミリーと記念写真を撮り、10時に別れて奈井江、鶴沼、三笠、マオイの丘と道の駅めぐりをしながら南下することにした。
途中、夕食の買い物のために立ち寄ったコープさっぽろで大好物の「サザエのおはぎ」を発見!おはぎを買い込んで一路支笏湖を目指す。
今日は支笏湖畔周辺でP泊したいが、湖沿いは騒がしそう。国民宿舎支笏湖畔へ行ってみると、森の中でいい感じの駐車場。立ち寄り湯もあったが残念ながら4時までで終わっていて入れなかった。フロントで事情を話してP泊の許可を戴き、隅の方で静かにP泊させていただくことができた。
安心して、展望台までお散歩。初めて支笏湖を眺める。最大深度が360mという深さの色か、神秘的な深い藍色をしている。とても静かな湖だ。
車の水平を出すためにレベラーを後輪に挟もうとしていて、排水口の取り付け部がブラブラしていることに気が付いた。なんと、ネジが全部はずれている!
昨日、チロルの湯で車を止めたとき変な音がしたようだったが、ぶつけた弾みでネジが抜けたらしい。亭主がすぐにネジを止め直して無事修理完了。今夜は北海道最後の夜。
夕飯はおはぎと3匹で1000円の安い毛ガニという変な組み合わせになってしまった。静かな支笏湖の夜は更けていく。歌志内〜支笏湖:138.2キロ
7月26日(月) 晴れ時々曇り
6時半、静かな森の中の駐車場で朝までぐっすり眠ることができた。
野鳥のさえずりと木々が風に吹かれて波のような音を立てている。雲の隙間から時々日も射してきた。こんな爽やかな朝は久しぶり。素敵な朝をのんびり楽しんで、8時50分出発。苔の洞門を見学する。
駐車場から苔の洞門の入り口まで約700m、苔の洞門の全長は420mで、往復1時間かけてゆっくり散歩したが、軽く汗をかいてとても気持ちが良かった。スタンプラリーの為に道の駅フォーレスト276大滝に立ち寄った。ログハウスの中の大理石の立派なトイレと自動演奏のピアノにはビックリ。
道の駅そうべつサムズでは、田舎のおばあちゃんがのんびりとサクランボを売っていたので思わず買ってしまった。甘くてとても美味しかった。
洞爺湖や昭和新山をバックに記念撮影。
登別温泉・地獄谷は、大湯沼、奥の湯沼を見学。
大湯沼から、地獄谷に戻るときに、ひょっこりキタキツネが現れた。
一周600mの地獄谷探勝歩道を散策しようかと思ったが、暑さと硫黄臭がひどいのでやめた。
せっかく登別温泉まで来たので立ち寄り湯を探すと、「日帰り入浴歓迎!」の看板を発見!\(^o^)/
気になる金額は...
大人2000円、小人1000円だって...。(>_<)
3人で5000円はちと苦しい。「お風呂はフェリーでいいや。」と諦める。その後、白老の知人宅を訪問して、少しだけお話。
苫小牧のサンワールドへ行くと、まだ夕方6時だというのに、もう閉店準備しているところだった。雑誌(マップルマガジン北海道99-00)には営業時間は10:00〜21:30と書いてある。納得がいかないので店の人に聞いてみると、雑誌に掲載された時間が間違っているとのこと。18:00迄だそうだ。
結局、目的のカニ類は手に入らず、全然目的じゃなかった富良野メロンを1箱(5個入り)お土産に購入して一気に室蘭へ向かう。夕食はガイドブックに載っていた白鳥台の味喜屋(みきや)という居酒屋みたいなところへ。
丼ものは税込み1000円という安さ。ウニとイクラの二色丼と毛ガニが半分入ったカニ汁(500円)を食べたが、ものすごく美味しかった。特にカニ汁の毛ガニは先日食べた3匹1000円のものとは比べものにならないほど身が詰まっていて美味しかった。ミソも一杯入っていたし。
ここは地元の常連さん達が来るようなお店で、なんか得した気分!道の駅みたら室蘭でスタンプラリー11カ所達成だったので閉める時間に飛び込んで何とか間に合ったぁ!
フェリーターミナルで乗船手続きをしてからオックスに給油して、コンビニで朝食用のパンを買い、再びフェリーターミナルへ。
帰路のフェリーは「へすていあ」。
右は乗船を待つ亭主が埠頭から白鳥大橋を撮影したもの。10時過ぎに乗船、11時45分無事出航。
室蘭の夜景を眺めながら楽しいキャラバンをありがとうと北海道に手を振った。支笏湖〜室蘭:296.1キロ
7月27日(火) 晴れ
7時半、目覚めると外は快晴。雲が一つもない何処までも青い空と青い海。
往路とは違い殆ど揺れなかったのでぐっすり眠ることができた。
お昼頃から若干揺れだしたけれど、往路程ではなく良かった。
復路も1等洋室に変更したお陰でのんびりすることができた。往路の船室とはレイアウトが違い、2段ベッドが向かい合わせになっていた。
午前中から映画三昧でいったい何本見た事やら。レストランで昼食を取り、入浴を済ませて下船までの間トランプ大会。そして夕日に暮れなずむ大洗港に定刻通り到着し、6時40分下船開始。
途中食事をして10時半ころ無事帰宅する事が出来た。
降り立つと、なんと暑いことか!! 熱帯夜6日目の東京の空気が私たちの帰宅を歓迎してくれていた。一晩中クーラーを止めることができなかった。
大洗港〜自宅:137.7キロ
【キャラバン後記】
今回のキャラバンは、道内走行距離1070.7キロとあまり走らずに同じところをウロウロしていたキャラバンだった。
一番走った日が最終日で296.1キロ、一番走らなかった日が滝川〜砂川(24日)で34.4キロ。富良野・美瑛だけで300キロほど走った。
車のトラブルは、走行系は一切なかったが、到着した翌朝にトイレの水が出ずに焦ったことと、支笏湖で排水パイプを止めていたネジがはずれてブラブラしているのを発見してビックリしたこと。どちらもその場で亭主が直して事なきを得た。
後は、最終日に息子の顔がかぶれてブツブツだらけになってしまい驚いたが、帰宅翌日に病院に行って薬を塗って貰い、だいぶ良くなった。殆ど良いお天気に恵まれて、持っていった長袖などの防寒着は一切出番が無くて、汗くさい洗濯物の山に嬉しい悲鳴をあげている。
天気に恵まれたことや満開のラベンダーを堪能出来たこと、美しい美瑛の丘を楽しめたことなど収穫は多く、無理して7月に行くことにして本当に良かったと思う。