FRPボディの黄ばみ
1996年 夏


購入後、1年も経たないうちに、ボディの一部が変色してきました。はじめは水垢でも付いたかと思い、「水あか落とし」や、ワックス等で一生懸命こすっていました。ところが、だんだん酷くなってきたんです。!!

この水垢のように見えていた「まだら模様」は、時が経つに連れて更に醜くなっていきました。
この模様、よく見ると規則性があることに気付きました。キャブと架装部分の継ぎ目の曲面部分は白く、そこから後部にかけてぼかしたようにまだらになり、さらに後部は黄ばんできました。水垢では無いと気づき、YMSの担当営業マンに確認したところ、この現象は他でもでており、周知の事実のようでした。たまたま、YMSでヨッシーOXよりももっと酷いOXを見ることが出来ました。
まだらの原因は、製造時の手抜きか、一部分のみを白で塗装しており、その他の黄色く変色している箇所は未塗装であることがわかりました。
「これは手抜き工事だ!。ホームページに書くぞぉ!」と息巻いたためか、全塗装することになりました。全塗装となると通常、かなりコストがかかるようですが、そこは特別サービスで対応して貰いました。(^_^);

結局、見えない屋根の部分を除いて、シェル架装部分の上側(白色部分)を塗装しました。
これで見違えるように奇麗になりました。\(^o^)/ 

この後製造されたOXは、全て塗装されているようです。
ちょうど、ラグジュアリーパックが発売された頃です。正確にはシェルの製作をYAMAHAに委託するようになってからのOXです。(初期型FRPでのラグジュアリーパックも一部あった様です。)
FRP製ボートの製作では定評のあるYAMAHA製のシェルは、初期型OXの様なFRPの波打ちもなくなり、厚みも増したとのことで、押してペコペコすることもなくなって、かなり良くなりました。多少重量も増した様です。

初期型との見分け方は次の通りです。

初期型OX YAMAHA製FRPのOX
初期型OX YAMAHA製FRPのOX

ちょっとわかりづらいかもしれませんが、初期型はLPガスボイラーの下部がプレスラインに重なっていますが、YAMAHA製はLPガスボイラーの形状に沿ったラインになっています。

貴方のOX、黄ばんでいませんか?


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